福寿草
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54 昨年十一月、あこがれの豪華客船「飛鳥Ⅱ 鹿児島三日間の旅」に行ってきました。岡山県信用金庫協会の企画で、八百人の乗客が広島港から出発。出港時は女子高生のブラスバンドで送ってもらい、七色のテープが舞う中、静かに港を離れました。 船内は広く長く、幅二九・六㍍、全長二百四十一㍍もあります。客室四百三十六室、乗組員四百人以上という、文字通り洋上のリゾートホテルです。 「天璋院篤姫」の旅なので、NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証を担当した原口泉先生の講演に耳を傾けたり、最上階の大浴場から沈む夕日を眺めたり、ディナーの夕べではドレスアップして楽しみました。 入港した鹿児島では錦江湾クルーズ、桜島、霧島神宮、霧島温泉で遊び、再び船内へ。演歌ショーやお楽しみ大抽選会があり、私たちも豪華賞品が当たり、夫がうれしそうな笑顔で手を上げたシーンが写真となり、よい記念になりました。 やがて優しい秋の風に乗って無事水島港に帰港。夫と共に元気で「飛鳥Ⅱ」の旅ができ、人生最高の幸せでした。掲載日:2009年(H21)1月16日「ちまたの風」・71歳飛鳥Ⅱの旅

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