福寿草
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58 中学校の同窓会があり、久しぶりに参加したんじゃ。皆さんステキな紳士淑女になっとられたんで。自己紹介やみんなと話ができ、すげえ楽しかったんじゃ。 番号札に合わせて座ると、両隣は男性。全然分かりゃあせん。失礼ですがと名前を聞くと、勉強がよくできてたIさん、努力して立派になりんさっとった。弟さんと山陽新聞の「ちまた友の会」でお付き合いしとること、奥さんとは若い時、同じ職場だったことを、一気にしゃべってしもうたがな。 卒業以来初めて会ったOさんも出世され輝いておられた。私に「『ちまた』読んでるよ。お母さんのお墓掃除のことも、優しい心がでているよ」と言ってくれんさった。私ゃあ、びっくりして「夕刊の『ちまたの風』も読んでくださっとるん」と聞くと「みな読んでるよ」。「つたない文をありがとう」に「また書いてな」と優しい言葉。うれしかったで。掲載日:2009年(H21)7月19日「ちまた 方言ばぁじゃ」・72歳同窓会で「ちまた」が話題に

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