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22※生産量は2010(平成22)年の「籾もみ」の重さ 資料:国連FAOSTAT(2012年3月)より資料:農林水産省「平成23(2011)年度   水陸稲の収穫量」より ※なお、一番少  ないのは東京都の714トン。<参考>生産量-お米が多くとれる国ベスト10123456789101119,72112,0626,6414,9363,9993,3203,1601,5771,1311,1031,060順位国  名生産量(万㌧)お米の収穫量上位10県1234567891017北海道新潟県秋田県茨城県山形県宮城県福島県栃木県千葉県岩手県岡山県634,500631,600512,100396,900392,200363,200353,600351,400322,000297,600176,400順位県  名生産量(㌧)中国インドインドネシアバングラデシュベトナムミャンマータイフィリピンブラジルアメリカ日本 お米─私たちの命(RICE IS LIFE)。少し以前ですが、国連は、2004(平成16)年を「国際コメ年」と定めました。世界の半数以上の人々が主食としている米は、南極を除くすべての大陸の、110ヵ国以上で生産されアフリカをはじめ開発途上国において栄養不足人口を減らし、貧困を撲滅するために極めて大切な役割を果たしています。 世界的な食料危機が叫ばれる今日、米の生産に必要な水・土地などの資源は、まさに危機的状況にあります。土地の砂漠化や干ばつ、水害の発生など地球環境の大きな変化が原因と考えられています。 日本には幸い水は豊かにありますが、災害の発生などで農地が失われたり、東日本大震災の東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染が米の生産に深刻な影響を与えています。 おかやまは、中四国一の農地を有していますが、耕作放棄地の増加や担い手の減少などの課題を抱えています。大切な「命の糧」を生む農地、農家、農業技術を守ることが、今こそ必要ではないでしょうか。5 お米・私たちの命 ─日本の米・世界の米吉備国の風景

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