聖書の世界
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2一、コヘレトの言葉三章二十節 すべては塵から成った。 すべては塵に返る。二、同 一章二節 コヘレトは言う。 なんという空しさ なんという空しさ、すべては空しい。 コヘレトは、ダビデの子イスラエルの王で、知者でもあるソロモンの別名。ここに、人生の虚無と無情が強調されている。三、ミカ書七章三節 彼らの手は悪事にたけ 役人も裁判官も報酬を目当てとし 名士も私欲をもって語る。 しかも、彼らはそれを包み隠す。四、エレミヤ書九章七節 彼らの舌は人を殺す矢 その口は欺いて語る。 隣人に平和を約束していても その心の中では、陥れようとたくらんでいる。
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