聖書の世界
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41第五章 世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です  知識は、人を傲慢にする。  知識をもっていると思うなら、その人に昂ぶらないように自覚させたい。  更に、まだ知らないことがあるのではないかと反省させたい。八、いがみ合い(ガラテヤの信徒への手紙六章三−七節) 実際には何者でもないのに、自分をひとかどの者だと思う人がいるなら、その人は自分自身を欺いています。各自で、自分の行ないを吟味してみなさい。そうすれば、自分に対してだけは誇れるとしても、他人に対しては誇ることができないでしょう。めいめいが、自分の重荷を担うべきです。御言葉を教えてもらう人は、教えてくれる人と持ち物をすべて分かち合いなさい。思い違いをしてはいけません。神は、人から侮られることはありません。人は、自分の蒔いたものを、また刈り取ることになるのです。  自分が自分の優越感を持つのは、自己欺瞞である。  教える人は、教えられる人と持ち物を分かち合おう。また、教えられる人は、教える人と重荷を分かち合おう。相互の立場を、反省し合うことだ。  神は、常に正確に見ておられ、実績に応じて報われる。

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