siawase
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52夫婦は支え合って仲良く 突然、夫が黄よ泉みの国へ旅立って百日が過ぎました。当初は戸惑うばかりで、きょうだいをはじめ、子ども、お友達と周囲の人たちに支えられ、無我夢中で過ごしてまいりました。  納骨を済ませた後、泣き暮らすのではと皆が心配していたらしいのですが、いつも夫がそばにいて見守ってくれているようで、ようやく気持ちも落ち着きました。 若くして最愛の人に死別した人たちのことを思うと、私は六十余年連れ添ったのだから、ありがたいと感謝しなければと自分自身に言い聞かせています。 振り返ってみれば、長い間には、ささいなことでたびたびけんかも

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