New book of guidance

大自然の中で繰り広げられる人間の限界に挑む過酷なレース。

元トライアスロン選手の著者が、人生の逆境を肉体の試練と

重ねて乗り越えようとする選手の、極限の心理を活写した三部作！

 

 

定価：1,100円＋税

制作：山陽新聞出版センター

　　　（山陽印刷内）

※2014年12月21日、山陽新聞紙面にて

　記事紹介されました。

三津屋隆さんの初の創作小説集。

文壇デビューとしては早いとはいえないが、

その堅実な文体は人生の成熟とともに

更なる開花が期待される。

 

　柳生 尚志（日本エッセイスト・クラブ会員）

■瀬戸内の島々を巡るトライアスロン大会へ初参加した選手が

　味わう、恐怖と孤独との闘いを　臨場感あふれる筆致で表した「真っ白な夏」。

■大山山麓の急峻なトライアスロン・自転車競技コースを舞台に、

　ライバルとの激しい闘いとそれを追う審判員の冷徹な観察眼を

　描写した「穏やかな風」。

■胃がん手術後の復帰大会としてマラソンに出場した中年の

　市民ランナーが、介護の女性看護師に淡い恋情を抱く

「プリザーブドフラワー」。