一般のインクに用いられる原料は石油由来のものが多く、バイオマスインキは持続可能な植物由来原料を一部使用して作られたインキです。また、原料の植物が成長する過程でCO2を吸収するため、廃棄の際に燃焼したとしても全体としては地球温暖化の原因となるCO2量が増加しない「カーボンニュートラル」の考え方に基づいています。そのため従来のインキと比較してCO2を削減する事ができ、循環型社会の形成に貢献し、地球温暖化防止に役立っています。
*カーボンニュートラルとは、ライフサイクル全体で見たときに、二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロの状態になることを指す。
印刷は、工程の中で版の使用量はとても多く、今までは版を焼き付けた後に現像液を通す処理を行っていました。
弊社は、現像液を使用しない無処理プレート、FUJIFILMによる環境保全活動「Green Graphic Project(GGP)」に、参加をしています。
カーボンゼロの無処理プレートを使用することで印刷物のCO2排出量削減、開発途上国の支援に貢献しています。